ARTIST BLOG

2008/10/29
2008.10.29


横浜モーションブルーでのライブ楽しかった~
自分にとって、久しぶりのワンマンでしたから
その日をそれは楽しみにしていたのね。
今は、事が済んでしまって少ししんみりしています(笑)

一緒に演奏をしてくれるミュージシャンはあたしの宝物。
あたしに音楽への入り口をもたらしてくれる。
彼らとの感性の接触こそが、歌を築く。
その存在を本当にありがたく思う。

このライブを通じて、考えたことがありました。
私程、楽曲というものに恵まれ続けたボーカリストがいるだろうかと。
リハを通じて、小林武史氏への半端ない感謝の気持ちがこみあげた。
同時に、ボーカリストとしての更なる成長を渇望する自分に出会う。
私にとって特別な瞬間だった。
来年はベストアルバムのツアーが決定。
ただただ、歌うことへ精神と肉体を尽くしていきたいと思ってる。

「何歳までに何をしなきゃ」とか。
年齢に限界を左右されるような生き方を、あまり好まないはずの私だけど。
最近自分の声に変化を感じてる。
こうやって、少しずつ楽器をならす音が変わっていく。
それを前向きにとらえることがどれほど大切かを、私は知っている。
音楽は、状態をキープしようと思ってしまった時点ですでに終わっているものだから。
地球物理学をわからない者に音楽は理解出来ない、と教わったことがある。
空気が、決してひとつの場所に停滞することがないように
波が、絶えず呼吸を繰り返しているように
地球に住んでる私たちには変化しないことなどないらしい。

そう。チェロ弾きのロビンは私にこんな台詞で自身の楽器を紹介してくれた。
「彼女とは10年前にであって、今250歳なんだ」と。
じゃあモーツアルトとタメだ!と笑ったけど、私はすごく感動していた。
その音色の美しいこと、彼がチェロを「彼女」と表現したこと。
飛行機に乗る時は荷物として預けるのが怖いからもう一つ席を取ってそこへ座らせるそうだ。
「お金がかかるの」と、はにかんだ様子で笑っていた。
あたしは一般人としての体と、歌人としての体と2つ持ってる。
歌人を本気でいたわらねばと考えさせられた。
いたわると言っても「きもちいい」と「たのしい」と「愛する」を、この一般人が知れば
歌人のメンテナンスは整ってしまうわけで。これがボーカリストの特権なんだ。
お金はあまりかからない(笑)

from Salyu

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